京都府、20代 K.S さん/1泊2日/母娘旅
福岡までは飛行機→ジェットフォイルで厳原港へ→さいきバリューでお寿司→万関橋でご飯→烏帽子岳展望台・和多都美神社に立ち寄り→日本最北西端の碑→つしま美松で夕食→花海荘(現在は閉館)で宿泊
パンのポエムで朝食購入→比田勝港国際ターミナルで国境の島の雰囲気を味わう→MITさんでお土産購入→空港でお土産購入→ジェットフォイルで博多へ
私も母も離島が好きで、その中でも特に人があまり行かないような島に行きたくて。“果て・端っこ”という響きに惹かれるんです。初めての対馬旅は一人旅でした。JRのサイコロきっぷで博多行きが当たって、せっかくなら海の向こうへ、と社会科の教科書で名前を覚えていた対馬へ行くことにしたんです。二度目は母との二人旅です。門司行きのフェリーに乗る目的の延長で、今度もやっぱり離島へ行こうと自然に話がまとまったので。観光地の島とは違う、手つかずの時間が流れる島。その感覚を求めて再び対馬を選びました。母曰く、対馬は沖縄本島で言うなら北部のイメージ。森や山に囲まれた太古の自然のままの島という印象ですね。

対馬の好きなところをひとつに絞るのは難しいけれど、あえて言うなら、島そのものの素朴さだと思います。どの離島にも美味しいものはあるけれど、対馬の食はとびきり滋味深く、土地の持ち味が活きている。風景一つとっても、山の稜線が迫り、リアス海岸が複雑に入り組む独特な雰囲気がある。ただ眺めるだけで旅の目的になるほど美しい。南国の香りが漂う奄美とは似て非なる、静かで凛とした佇まいがあります。観光情報が過度に発信されていないのも、この島の良さですね。また、集落にある小さな商店に流れる、温かい日常の温度に触れられることも母と私にとって大切なんです。比田勝で行ったミットやふじい商店も素敵でした。地元オリジナルのお土産や個性的なデザインのTシャツや雑貨が可愛くて、夢中になってつい沢山買ってしまいました。


心に深く刻まれているのは、島の“端っこ”へ向かうあの高揚感です。地球の歩き方を片手に、日本最北西端の碑や砲台跡を目指す道のりは、どんな景色にたどり着くのだろうと胸が高鳴りました。韓国の陸影がくっきり見えた瞬間、今まさに国境にいるのだということを肌で感じて感動したのを覚えています。西の漕手の静けさに、時空を跨いでいるかのような印象を持ち、知られざる名所がまだこんなにも残っていることに驚きました。複雑なリアス海岸の線が生む景観の魅力は底を尽きないですよね。次は漁港をゆっくり巡りたいし、母が行きたがっていたオメガ塔にも。浅茅湾の渡海船にもいつか必ず乗ろうと思っています。



車を運転される方は、道がくねくね曲がって細く、整っていない場所があるので注意が必要だと思います。特に砲台跡までの道は狭く、運転しづらい点がネックです。また、観光地として整っていない場所もあります。大船越瀬戸は車を停めるところと、ゆっくり見れる場所がどこかわからず困りました。情報が少ないことが良さでもありますが、ある程度の下調べは大切ですね。Youtubeとgoogle map、地球の歩き方の島旅篇は参考になりました。それと、対馬で食べるならやはり海産物や郷土料理ですね。1度目に行ったあなご亭はまたいつか再訪したいと思っています。