山梨県、20代 J.N さん/1泊2日/カップル旅
ジェットフォイルで厳原着、レンタカー移動→体験であい塾 匠で対州そばを食べる→佐須浦(小茂田浜)へ→石屋根倉庫、ひじき段→対馬博物館→朝鮮通信使歴史館→17時過ぎに東横インへチェックイン→すしやダイケーで夕食
翌日は金田城に行きたかったが道が細くて危険と知って不安になり断念→和多都美神社の方へ行くことにして、途中で万関橋、万関展望台、西の漕手→お昼くらいに厳原に戻り、すしやダイケーへ再訪→13時のジェットフォイルで帰宅。
もともと歴史ものの漫画が好きで、蔦屋の閉店セールでたまたま手に取った『アンゴルモア元寇合戦記』が面白くて、気づけば全巻一気読みしていて。舞台となっていた小茂田浜や金田城跡が、ブラタモリに出ていた対馬の風景と頭の中でつながったんです。そう思いつつも遠いし無理かなと諦めかけていたんですが、対馬博物館でアンゴルモア展が開催されている事を知り、行く理由が揃った!という感じでした。離島が好きで、田舎の自然や歴史に触れる事に興味があるのであちこち旅しますが、今回は漫画に描かれていたシーンを訪れてみたい。展示を観て余韻を深めたい、という気持ちで行くことを決めました。

対馬の好きなところは、往時の面影を残したまま、精神や文化が現代に静かに受け継がれていて追体験できるところです。対馬ほど歴史が折り重なり、今もなお息づいている島は多くないと、これまでの島旅を振り返って改めて感じます。大陸と日本のはざまにあり続けたこの島には、国境の緊張も、交流の温もりも、等しく刻まれているように思います。私は歴史に惹かれる性分で、旅先では毎回博物館や史跡、城跡を訪ね、そこに生きた人々に思いを馳せます。対馬には元寇以外にも多くの歴史遺産があって、島全体が一冊の歴史書のように感じられる。目の前に広がる風景に過去と現在を重ねる、ブラタモリで2度にわたって取り上げられたのも頷ける場所です。



対馬博物館で過ごした時間は記念すべき思い出のひとつです。今回の旅の主な目的でもあった「アンゴルモア」の企画展を、物語の舞台の地で目にできるなんて思いもよらぬ体験でした。展示の合間に会話を交わしたスタッフの方々もフレンドリーで、何気なく撮ってくださった写真の一枚一枚に温もりを感じました。食の記憶では「すしやダイケー」で食べた穴子が印象的でした。もともとあまり得意ではない食材だったのですが、勧められるまま口にした途端、予想外の美味しさに感動しました。刺身や炙りといった食べ方は珍しいですし、名残惜しくて2度も足を運びました。また「体験であい塾匠」の対州そばもスープともに絶品でした。



対馬はリゾートホテルでまったりできる他の島とは毛色の違う歴史系の島ですので、相応の捉え方で楽しむのが良いですね。中央に広がる浅茅湾と朝焼けの景色は、ずっと胸に刻もうと思いました。今回私たちは金田城に行く予定だったのを道の不安があったため断念したんですが、タクシーなどの交通手段で行くことができると後で知りまして。行くまでに下調べしておくのが大事だと感じました。また、歴史が興味深い島なのでブラタモリはもちろんyoutubeの歴史系チャンネルなどに触れておくのも良いと思います。