リアル濃いスゴイ体験談!対馬旅声

環境問題のリアルな窮状を知り、探求心に火がついた。

千葉県、40代  N.I さん/2泊3日/研修ツアー

対馬での旅程
  1. 1日目:

    午後3時過ぎに対馬空港に到着→丸徳水産の漁船でイケス見学、磯焼け・未利用魚の話を聞く→ 漁船で山に移動してdaidaiさんの箱罠を見学、試食→ 夕食は丸徳水産が経営する肴やえんで夕食→入浴は「湯多里ランド」→宿泊は「銀杏の宿」

  2. 2日目:

    午前:赤島で漂着ゴミの現状視察、近くの製塩所で話を聞く→ クジカ浜で「対馬CAPPA」と海岸清掃を体験→ 和多都美神社を見学。→ 昼食は「海小屋 吉栄」。とてもおいしかった。→ 午後は漂着ゴミの中間処理施設、対馬野生生物保護センターを見学→ 入浴は「ホタルの湯」→ 夕食・宿泊は「銀杏の宿」。

  3. 3日目:

    「対馬CAPPA」でシーカヤックを体験→ 昼食後、15時の便で福岡へ出発。

旅先を対馬に決めたきっかけは?

前から気になっていた場所に行くきっかけが転がり込んできて、それを掴むことができた、というのが正直なところです。海の環境や産業にかかわる仕事をしている友人から声がかかり、洗剤や消毒剤を製造する企業のスタディツアーに参加することになったのです。目的は観光ではなく、漂着ゴミや磯焼け、未利用魚といった海の課題を学び、自分にできることを考えること。これまで対馬といえば朝鮮通信使や白村江の戦いといった歴史のイメージでしたが、漂着ゴミといった環境問題にさらされていることを知りました。なかなか訪れる機会のなかった島にようやく足を踏み入れることができた旅でした。

対馬の好きなところは?

まずは食事の美味しさを挙げたいですね。どこで頂いても、海と山に抱かれた土地ならではの滋味深さがあって、旅の合間にふっと心がほどけていく。鮮度抜群なお魚料理は毎回、飽きることがありません。今回の旅は学びが目的だったので、漂着ゴミや海の課題に向き合う時間は重く胸に迫るものがありましたが、それでも一日の終わりに待っていた食卓と、ふと見上げた海の青さが、身体も心も優しく癒してくれました。観光旅行では触れられない深い体験ができたこと、そしてそれを支えてくれた土地の美味と風景、島の人たちに出会えたこと。それこそが、私が対馬を好きになった理由だと思います。

魚尽くしの料理はどれも美味

対馬旅で印象に残っていることは?

対馬で印象に残ったのは、人と自然の間に息づく物語でした。銀杏の宿では、オーナーさんの温かな人柄と心に沁みる料理に迎えられ、島の暮らしの豊かさを感じました。グリーンブルーツーリズム協会では「海と山を知る」というテーマのもと、川口代表の深い課題意識に触れ、対馬の自然が抱える現実を学びました。対馬CAPPAの海岸清掃では、東南アジアから漂着する海洋ゴミのショッキングな現実に胸を揺さぶられ、daidaiや丸徳水産では若い世代が磯焼けや未利用魚の活用に挑む姿に感銘を受けました。綺麗な海での楽しいシーカヤック体験も心に残る思い出です。学びの奥深さと同時に、美味しい料理や、美しい海が心を癒してくれる。そのバランスこそ、対馬の魅力だと思います。

漂着ゴミの現状視察と、多島海の美しい景色
近くの製塩所で天日塩作り見学・海と山の体験ツアー
透明度が高く美しい海

対馬旅のアドバイスは?

まず海の美しさと魚の美味しさを体験していただきたいです。移動については、個人旅行の場合、道が細く起伏も多いので運転に不安を覚える人には厳しいかもしれません。送迎付きの体験ツアーだと、その点は安心ですね。しっかり学びたい方は島をよく知るガイドと巡ることをおすすめします。対馬は「遊び」「歴史」「観光」「学び」「自然」と、多方向のテーマで楽しめるので、掛け合わせれば旅はぐっと豊かになります。次は島のお母さんに料理を習い、山を歩き、海辺でバーベキューをするなど、また違う目的で訪問したいです。探求や思考を深める時間と、お楽しみの時間。その両輪で満たしてくれるのが対馬の旅の魅力です。

海小屋 吉栄。あなご、いか、たこなど地のものを丁寧に調理したメニューが並ぶ

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